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ネタバレ 部屋

主に映画のネタバレと感想を好きなように書くブログです。

しあわせはどこにある HECTOR AND THE SEARCH FOR HAPPINESS(2014)

 

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物質的に満たされている先進国ならではのテーマなのかな。

生きること自体困難な後進国の人からしたら「ふざけんな。」て言われそうな悩みを抱えている主人公だけど、自分の置かれている環境に心から幸福を感じることって凄く難しいなぁ。て私も思う。

 

以下ネタバレ。

 精神科医のヘクターは超美人の彼女と同棲中。

でも最近自らを不幸と思いこむ患者達の話を聞いているうちに自分自身の幸福の定義が揺らいでいく。

んで、一念発起して″幸せ”の研究の為に単身長期旅行へ。

 旅立ち直前にヘクターの靴下入れから元カノの写真を発見する彼女。勘ぐる。

ヘクターは、中国、チベット、アフリカ、そして、元カノいるロスへ。

元カノに会いに行ったのは元カノのことが引っかかっていて現カノのことを心から

 愛せないでいたから、その整理のためであった。

現カノはヘクターがロスにいると聞いて、「やっぱり元カノと!プンすか!!」で、ヘクターも逆切れして破局

結局は、元カノには夫も子供もいて、未練がましいヘクターにブチ切れたりして強制的に整理させられる。

そのあと、幸福研究家のおじいちゃんと出会い、そのおじいちゃんの治療とタイミングの好い現カノの復縁コールが相まって、ヘクターの潜在的な意識が引き出され、やっぱり現カノが好きー!

んで、いっそいで彼女のもとに戻り、最後は結婚してめでたしめでたし。

仕事もうまくいきましたとさ、で幕引き。

 

結局は、幸福の様々なタイプを目の当たりにして、結局は自分自身の幸せは自分で追及するしかないという答えに行き着くありきたりな話。だが、結末が容易に予想できても

十二分に楽しめた作品でした。

 

旅先で様々な形の″幸せ”に出会うのだけど、その度にヘクターが日誌にメモるのだな。その文句がいちいち身に染みて「なるほどなー。」と感心。

 

特に、

「不幸を避けるのが幸せへの道ではない」

「幸せとは時として、すべてを知りすぎないこと」

てお言葉。

わかっちゃいたけど、いざ字面見ると目から鱗だな。

 

現カノ役のロザムンド・パイク、信じられないくらい可愛い。顔も一挙手一投足も。

こんな彼女いたら幸せの意味わからなくなるわけがないだろ。

しかし、ゴーンガールとは真逆の純真でチャーミングな女性像を完璧に演じていて、ある意味恐怖。女優、怖い。

 

ヘクターの大人になり切れていない感じが妙に共感を覚える。男ならきっと。

男はいくつになっても冒険したいもんだ。

フラッシュバックの幼少期+愛犬もヘクター愛読のタンタンの冒険にリンクしているあたりが演出の妙技。

 

その他の特筆。

幸福研究家のおじいちゃん(クリストファー・プラマー)のユーモア大洪水。

ジャン・レノに気付かない。

同棲部屋がオシャレ。

診療室の2つのドア。

「あのスカンク女!」