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ネタバレ 部屋

主に映画のネタバレと感想を好きなように書くブログです。

アナザー Another(2012) ネタバレ

 

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橋本愛ちゃんの浮世離れしたオーラが好いですね。山﨑賢人くんのレディに優しい感じも好感です。

ですが、物語の構成はズタボロで、展開に無理があり過ぎます。

小説が原作のようですが、小説の方もこんな感じなのでしょうか。

 

結局、最後まで、なんでクラスの1人を「いない者」にしようとした理由がわかりませんでした。効果があるのはわかりましたが、その効果が判明する過程が一切触れられてないのでワケ分かりません。

 

あと、DVDパッケージに書かれているあらすじが、いじめ系ととれるような書き方なので、あれは改善すべきだと思います。

 

以下、ネタバレ

1998年4月、中3のコウイチは、父の海外出張の間、山間部の祖母の家に預けられることになった。
コウイチは祖母の家に来てすぐに、持病の肺気胸で入院。転校先の中学に通うのは、GW明けの退院後になった。入院中、コウイチは、片目に眼帯を付けた不思議な少女を見掛ける。
退院後、コウイチは転校先の3年3組に行くと、教室には病院で会った少女がいた。彼女の名前はミサキメイと言う。不思議なことに、クラスメイトはミサキが存在しないかのように振る舞っている。

 

ミサキの存在が本当の人間なのか、はたまた幽霊なのかわからないコウイチ。取り憑かれたようにコウイチはミサキを追うが、それを快く思わないクラスメイト達。

そんなある日、ミサキを校内で見かけたコウイチは、玄関前で捕まえます。「私に関わらない方が良い。」と言うミサキ。その場面を見ていたコウイチのクラスメイトの女子が、その場で転倒し事故死します。

同級生の姉であるお世話になった看護師にミサキメイについて尋ねますが、ほどなくしてその看護師も事故死します。立て続く不幸に戸惑うコウイチ。

 

ある朝、教室に行くと、コウイチを存在しないかのように振る舞うクラスメイト達。机の中には、コウイチとミサキの席が消された座席表。その下には、「あとはミサキに聞け」という文字。ミサキを介し、事の詳細を知っている図書館司書に話を聞くコウイチ。


1972年の3年3組。クラスの人気者が事故死した。死を悲しんだクラスメイト達と当時の担任であった図書室司書は、その子がいまも生きているように卒業式まで振る舞うことにした。これが災いして、3年3組の生死の境が曖昧になり、毎年死者が紛れ込むようになった。その死者は、人の記憶を改ざんして、自然に紛れ込んでいるという。そして、死者が紛れ込むと、必ずクラスメイトやその家族が死ぬ。

そして、3年3組は、その現象の対策として、毎年誰か1人を「いない者」とし、死者の身代わりとすることで防いできた。今年の「いない者」がミサキであり、ルールをコウイチが破ったから死者が出たのだ。


コウイチとミサキはいない者同志仲良くなっていく。ミサキは、幼少期に病気で片目を失っており、人形屋である義母に作ってもらった義眼を入れているという。しかも、その義眼は死者の色を見ることができる。

そんな中、再び死者が出始める3年3組。いない者を作っても現象は止まらないことに怖がるクラスメイト達。
コウイチとミサキは、ある日、旧校舎に人影を見る。それを追い旧校舎に入り、そこで謎のカセットテープを見つける。それには、1983年8月に行った合宿で友人を殺したところ、遺体が忽然と消え、その後死者の現象がなくなったという告白が録音されていた。紛れ込んだ死者を殺せば、現象が止まるらしい。

一方、コウイチの叔母で副担任のレイコも、1983年の合宿以降、現象が止まっていることに気付く。


現象を止める為に、取りあえず合宿に行こうというレイコの提案で、3組は合宿へ行く。図書室司書も同行する。合宿場にて、コウイチと同室の男子が、コウイチの荷物からカセットテープを発見し、内容を聞いてしまう。

死者を殺せば現象が止まると知ったクラスメイトは、お互いに疑心暗鬼になり、殺し合いに発展する。混乱の中、コウイチを襲った男子の暴走から爆発事故が起こり、合宿場は火の海に。

ミサキは義眼の力を使い、死者を探す。死者は、なんと、副担任のレイコであった!

図書室司書はレイコに詰め寄るが、滲み出る死の帯に襲われ転落死する。レイコも転落しそうになるが、コウイチに手を掴まれる。しかし、レイコはコウイチを庇い火の海に落ちていく。
怜子の死で現象は止まり、クラスメイト達はレイコに関する記憶が消えていた。

コウイチとミサキは、解決策をテープに録音する。コウイチは、父の出張が終わり、町を去ることに。別れを惜しみあうコウイチとミサキ。

2012年、解決策のテープを後輩に渡すコウイチの姿。で幕引き。


感想

展開が無理あり過ぎですね。

冒頭から霊安室に入るミサキ、意味わからん。

 

クラスの誰かを「いない者」にするなんて、PTAが黙ってませんよ。そんな人道的に難のあることをするなら、3組を欠番にすればいいのになぁと思ってしまいました。4組作れよ、4組。

「いない者」ルールをコウイチに説明しないクラスメイトや担任も意味不明。秘密にする理由ないでしょ。

 

あと、あんな簡単に人を殺める中学生たち。

「望月をヤっちゃったんだけど、死体が消えないんだ!」って、もっと罪悪感感じろよ。

 

ミサキをナイフ振り回して追いかける女子が、ボートを縛ってあるロープで首が飛ぶという描写。あんな鈍足で突っ込んで首飛ぶって、どんだけ鋭いロープだい。それとも女子の首が超ソフトな材質だったのか。このシーンは、爆笑必至。よくこのシーン採用したな(笑)

 

原作者を怒らせにいってんのかな。それとも、原作もどっこいどっこいなのか・・・。

ホラー映画としては、0点ですね。全然怖くないし。

橋本愛ちゃんのオーラと山﨑賢人くんのジェントルさで保たれた映画です。

 


その他の特筆

山﨑賢人の「え?」の不自然さ。

看護師の死に様。

地味に転落死する男子生徒。