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ネタバレ 部屋

主に映画のネタバレと感想を好きなように書くブログです。

ヴィジット THE VISIT(2015) ネタバレ

ホラー サスペンス

 

この作品の監督、M・ナイト・シャマランって言ったらラストのどんでん返しや隠された真実で観客を惹き込む名手。だった人。(過去形)

最近は全然ぱっとしませんね。デビュー作のシックスセンスが商業的に成功しオスカーに絡むなど期待の新人感ハンパ7なかった彼ですが、今では3流ホラーの巨匠ですね。

 

今作も、色々と狙った感があるのですが、クライマックスのネタ明かしはパンチ力皆無。「あ、ふーん。だと思った。」的な。

ラストには期待しないでください。これは、ご老人のあり得ない奇行を観察する映画です。

 

以下、ネタバレ

幼い姉弟は休日を利用して母方の祖父母を訪ねることになる。祖父母から突然ネットを介して孫に会いたいと連絡が来たのだ。

母は、15年前の学生時代に子供を孕み駆け落ちしており、現在まで一度も両親に再開していない。母は、和解の機会になるかも思い、姉弟2人を遠方に住む両親のもとへ1週間行かせる。

姉は、この訪問をリアリティ映画にしようとハンディカムですべての様子を撮影する。

無事に到着した姉弟。優しそうな祖父母に一安心。祖母はお菓子作りの名人。祖父は元農家の力持ち。

祖父母から滞在中のルールを言い渡される。

①楽しい時間を過ごす

②好きなものは遠慮なく食べる

③夜9時半以降は部屋から出てはいけない

夜9時半の消灯に若干不満を持ちつつも、快諾する姉弟。

 

宿泊1日目の夜、早くも異変。夜中に小腹を空かせた姉が部屋の外に出ると、歩きながらゲロを吐く祖母。やばいと思って寝室に避難。

翌朝、祖父にそのことを打ち明けると、「ばあさんは、お腹の風邪なんだ。」と。

 

弟は、訪問時に気になっていた祖父が出入りする小屋に侵入。そこで汚物まみれの大量のオムツを発見。やばいと思って逃走。

そのことを祖母に打ち明けると、「じいさんは、失禁症なの。」と。

 

そのあとも色々と祖父母の奇行を目の当たりに。

・床下でかくれんぼしていたら、這いつくばったばあさんに追われる。

・真夜中に全裸で壁をひっかくばあさんに遭遇。

・街中で知らない人にいきなり殴りかかるじいさん。

・ありもしない仮装パーティーにやたら行こうとするじいさん。

・真夜中に包丁持って子供の寝室に突撃するも鍵閉まってて入れないばあさん。

・猟銃を口にくわえるじいさん。

 

いよいよやばいと思った姉弟は、スカイプで母に助けを求める。

スカイプのカメラで庭先にいる祖父母を窓越しに母に見せると、「その人達、両親じゃないんだけど。」と。(だと思った。)

母は、警察に電話するも留守電。急いでこちらに向かうから近所の家に逃げ込めと言ったところで、祖父母が部屋に入ってきて通話中断。

 

変に思われないように平静を装う姉弟。滞在最後の夜、逃げ出そうと適当に口実を作って家を出ようとすると、以前家に尋ねてきた祖父母にお世話になったと言ってたお姉ちゃんが首吊られてぶら下がっている!!?姉弟ガクブル。

 

偽祖父母の提案で4人でテーブルゲーム。ハンディカムのバッテリーが切れそうと嘘を吐き、席を立つ。

祖母9時半を越えて正気を失う。祖父に連れられて寝室へ。

 

その頃、入るなと念を押されていた地下室に潜入する姉。

そこで、案の定、本当の祖父母の遺体を発見してパニック!!!

偽祖父がその場にやってきて姉を捕獲し、偽祖母の寝室に押し込む。

 

偽祖父、恐怖で動けない弟のもとに戻り、言葉責めのあと自分の汚れたオムツで虐待。

 

姉、正気を失った偽祖母と格闘の末、鏡の破片で刺しまくる。鍵を壊して部屋を脱出。

弟を虐める偽祖父に背後からタックル!何かが切れた弟もタックル!

倒れた偽祖父の頭部を冷蔵庫のドアではさみまくる弟。召された?

正気を失っている弟を力づくで押さえて、家から飛び出す姉。そこへ、タイミングよく母と警察が現れ、無事に保護される。

 

後日、祖父母の死を受け入れられない母と抱きしめ合い癒し合う姉との姿で幕引き。


感想

シャマランさん、年々迷走に拍車がかかっておられる。

正直に言いますと、時間を無駄にした映画でした。全然怖くないし、ミステリー要素もしょぼいし、何より祖父母の奇行がギャグ。コメディとして捉えれば、それはそれで面白いのかも・・・。

 

オーブンに閉じ込められるシーンも「くるぞ、くるぞ、キター!」と思いきや、あっけなく解放。観客の心理をまったく理解しておられぬ。

 

実は本当の祖父母は死んでて彼等は偽物でしたっていうオチも、想像通りで威力皆無。昔のシャマランさんの勢いは何処へやら。

 

POV方式にする意味もよくわからなかったな。臨場感を出したかったのか、単にトレンドに乗っかっただけか。脚本のパンチが弱すぎてPOVという撮影法でカバーしただけか。。。

 

ここまでズタボロに言ってますが、いいところを挙げるとしたら、おばあちゃんの薄気味悪いテンションの抑揚が素晴らしい。演技派!(でも正気を失った時の演出がコメディ。)

・・・いいところ、それしかないかも。

あ、弟のラップセンスが最大のハイライト。

 

 

 


 

その他の特筆

シャキーラ

サラ・マクラクラン

ケイティ・ペリー