ネタバレ部屋

映画のネタバレと者の拙い感想文です。

インビテーション Invitation(2015) ネタバレ

 

 

f:id:bebeden1985:20170517103129j:plain

DVDジャケットの傑作スリラーの文字は詐欺です(笑)

スリラー要素はほぼほぼなし。サスペンス要素もあるっちゃあるが捻りなし。

でも全体の雰囲気は良かった!何か起こりそうな不穏な空気感。

・・・しかし、何が起こるかは中盤のイベントで大体予想がつき、しかも思った通りになります。

シチュエーションホラーとしての演出は良いんだけど、オチがしょぼいんです。

オチがしょぼかったら、この手の映画は価値が大幅に落ちちゃうんですよね。

もったいない。

 

以下、全編ネタバレ

 

【前半】

元嫁から同窓会チックなホームパーティーに招待されたウィル。

現在は彼女もいるが″過去の傷″はなかなか癒えず。

 

彼女とパーティーへ向かう道中、コヨーテ(?)を車ではねてしまう。瀕死のコヨーテ。苦しそうなので仕方なくとどめ刺して昇天させるウィル。(←これから起こることの暗示です。)

 

元嫁の家(かつてのウィルとの愛の巣)に到着した2人。すでに仲間は大方集まっており、残すはアジア系の友人1人のみとなった。

久々の元嫁との再開にぎこちないウィル。元嫁にも現在恋人がいた。

パーティーを始めようとするとどこからともなく現れる怪しいハイテンションな女。元嫁カップルのメキシコ旅行で知り合い、現在同居しているという。妙なテンションにやや引き気味の仲間たち。

 

ウィルと元嫁の離婚の原因は、息子の事故死であった。息子の死を未だに克服できずにいるウィルだが、元嫁は克服した様子。というかテンションがおかしくて気味悪がるウィル。

 

 少しするといきなり禿げた恰幅のいいおっさん登場。みんなに広がる誰こいつ?感。

元嫁彼氏ととても親しげ。場違い感ムンムンながら、一緒にパーティーに参加する。

 

ウィルは思い出が詰まったかつての住居と元嫁の妙な変化が気になりパーティーにいまいち乗れない。ひょんなことから鎮静剤を服用する元嫁を見てしまいさらに元嫁を不信がる。

 

パーティーの中盤、唐突に見せたいものがあると元嫁彼氏が新興宗教の広報ビデオみたいのを流す。悲しみから解放とか愛する者に看取られる幸福とか。ドン引きするみんな。私は息子の死もこれで救われたわーと言う嫁。元嫁彼氏の押しつけがましいキラキラ感まとう布教に切れるウィル。

雰囲気台無しになったので今度は告白ゲームしようという元嫁彼氏。ここでさっきの禿げたおっさん、奥さんを喧嘩の延長で殺してしまった過去を告白。でもさっきの宗教で罪悪感にまみれた心が救われた話を披露。更にドン引きするみんな。ここで気分を害した友人♀が1人帰宅。元嫁・元嫁彼氏・おっさんに見送られるがなんか怪しくて不穏。

 

【後半】

その後、上階でみんなでディナー。何かが起こりそうな空気を察知しているウィルは息子の記憶もフラッシュバックし落ち着かない。

食後、アジア系友人から留守電が入っていたのに気づく。それはウィルがこの家に着く前に、既に到着している旨の電話だった。

元嫁カップルに、アジア系友人は到着している、どういうことだ!?とまくしたてるウィル。でも次の瞬間アジア系現れる(笑) 仕事で一旦引き返していたらしい。立場なくなるウィル。頭を冷やすためにかつての子供部屋へ行く。

 

子供部屋の出窓から元嫁彼氏が庭先に真っ赤なランプを灯す姿を見て気味悪がるウィル。さらに部屋に置いてあったPCにはさっきの宗教の教祖が終末的な話と共に信者に決起を促すようなビデオがあった。なんかやばい。

おっさんがウィルを迎えに来て上階へあがる。

 

食後のワインよ~と無理やりなこじつけ感でみんなにワインを配る元嫁。いかにも怪しい。乾杯のその瞬間、凄い剣幕でウィルはみんなを止める。ウィルを落ち着かせようとするみんな。その傍ら先走って飲んでしまった女友達毒死!!パニックになる一行。

そこからおっさんによる皆ごroし発動。同居人のハイテンション女と元嫁彼氏も加勢。逃げまどうみんな。案の定、宗教の集団自殺だった。現世の親しい者と一緒に逝くと平穏が待っているんだって。

ここから殺人鬼からのスリリングなエスケープか!?と思いきやウィルカップルと友人♂で立て続けに信者を返り討ち。ものの5分くらいで終了。

 

生き残り、さて助けを呼び行こうと庭先に出ると、近隣から発砲音や悲鳴。辺りを見ると近所一帯に煌々と光る赤いランプ。

ウィルカップル「まじか・・・。」  で幕引き。

 


感想

雰囲気良し。映像の質感も適度に粗くて良い。何かが起こりそうな演出と引っ張りのストレスはうまいこと行っていた。

しかし、いかんせんオチが弱すぎる。というか読めすぎる。一番最初に予想した通りの運びになって逆に驚くという結末。

そして、スリラーで押すには無理がある終盤のあっけなさ。引っ張りまくったんだからもうちょっと心臓に悪いことしておくれと思った方多いのでは?

 

それとは別に、カルト信者って居るんであろうけど実際見分けがつかないし、意外にも近くに、それも結構多数いるんじゃないか?っていう現実社会における恐怖を覚えた。職場の同僚とか友人とかetc、他人って実際何考えて何信じているかわからないから。そう考えるともう誰も信じられなくなってしまう。事実、たまーに学生時代の友人から宗教勧誘あるし。その時は迷惑だなーとしか思わなかったけど、相手が過激思想のカルト信者で、私の何気ない一言で着火しちゃってたかもしれないよね。

考え過ぎかな。でも、このご時世、これぐらい注意して生きた方が身のためかも。

 

 


 

その他の特筆

家でかすぎ。

ハイテンション女の場違い感。

浮きまくるおっさん。

自ら不信感を煽る信者たち。

自分の腹に撃ってわざわざ苦しむ元嫁。