ネタバレ部屋

映画のネタバレと者の拙い感想文です。

CUB/カブ 戦慄のサマーキャンプ WELP(2014) ネタバレ

 

 

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ベルギー発ホラームービー。

森でのキャンプって言ったらジェイ○ン的なスプラッターを期待するが、「わっ!」「きゃー!」的な脅かしはなし。血しぶきやゴア表現も控え目。

そういうのを求める人にはオススメはしません。

でも、じわじわ来る気味の悪さや終幕後の後味の悪さは秀でています。

堕ちて行く子供の心理に焦点を当てているため、救いのなさも逸品。

 

 

以下、全編ネタバレ

 

【前半】

カブスカウトボーイスカウトに加入しているサム君(主役)。10歳くらい?

おっとり目の性格のためか、団員にも引率者である副団長♂にもいじめられている。

 キャンプ当日も遅刻して早速無茶な罰を課せられいじめられる。唯一の友達メガネ君の助けられる。

キャンプ地には″カイ″という森に住む獣のような少年がいて、そいつが夜な夜な人を襲うと脅かす引率者の団長♂と副団長。

 

キャンプ地に向かう一行は、途中で引率者の一人である料理人のお姉ちゃん拾う。

巨大な刑務所?がある怪しい街を抜け、広大な森道を迷いながら進み、なんとかキャンプ地に到着。

が、そこには地元のヤンキー2人がゴーカートを乗り廻し陣取っていた。

トラブルになりそうなので、一行は別のキャンプ場を探し森の奥へ進んでいく。

川を渡る際、何者かのアジトで侵入をしらせるアラームが鳴る。

進んだ先に開けた場所があり、そこでキャンプをすることに決めた。

 

キャンプ地で早速いじめられまくるサム君。便所用の穴を1人で掘らされる。

掘っている最中に何者かの気配。「カイがいた!」というサム君は更に馬鹿にされる。

ふてくされたサム君、森をうろつくと手作りツリーハウスを発見。入ろうとするも、団員に呼び戻される。

 

ヤンキー2人に困らされたと通報する団長。巡査がカブスカウトのもとに訪れる。

巡査は「ここはバス会社の土地だったが、倒産して何人か首をくくった。」と言う。

何かあったときの為に団長とケータイ番号を交換する巡査。帰っていく。

巡査が道を戻ると、丸太が道をふさいでおり(何者かのトラップ)、別ルートを進まされることに。進んだ先で乗り捨てられた車を発見し、ボンネットを開けると何かを発見!しかし、その背後に忍び寄る者が...。

 

その夜、サム君たち少年が眠るテントに忍び込む鬼の面を被った半獣少年カイ。襲われるサム君!

あれ?夢か?

翌朝、荷物が荒らされたと騒ぐ団長たち。カイの仕業と気付くサム君。

 

昨日見つけたツリーハウスに侵入するとカイに遭遇。缶詰で餌付けようとするサム君(笑)微妙に心を通わす。

 

昨日のヤンキーの1人、ゴーカートの燃料がなくなったとスカウトのもとに盗みに行こうと森の奥へ入って行く。道中、何者かが仕組んだトラップが発動して、蜂の巣くっついた矢に居抜かれ蜂に刺されまくって無事昇天。

 

その夜のスカウトの夕食後、狼人間退治ゲーム(狼人間に扮した団長を捕まえる)が始まる。ゲームの最中、副団長と料理人のイチャイチャを図らずも覗いてしまうサム君。副団長に気付かれてどつかれる。しかも副団長の愛犬に手を噛まれて踏んだり蹴ったり。

 

【後半】

夜中、寝静まったころ、カイがサム君を森の中へ誘う。

そこには袋に詰められ吊るされた副団長の愛犬が。

棒で殴りまくるカイ。戸惑っていたサム君も、触発されて一緒に殴りまくる。

愛犬、昇天。カイが去るとタイミングよく副団長現れる。

惨状を見て副団長がブチ切れ、サム君に襲い掛かるも団長が静止しサム君は車に逃げ込む。

 

サム君は、実はある女性からスカウトに加入してくれと頼まれた虐待児であり、精神的におかしいという副団長。もう面倒見切れないと言う。いじめまくっている自分の事棚上げ。

車の中で団長にワケを聞かれるサム君。「カイがやった!ツリーハウスに住んでる!」と言うサム君に、「カイは、みんなを脅かすための俺らが作った嘘だ!」と怒鳴る団長。サム君、キレて逃亡。

逃亡先で、乗り捨てられた車を発見するサム君。ボンネットを開けると何者かのアジトへつながる入り口が・・・。中に入るとおっさんとカイがいる。カイはおっさん(殺人鬼。森の中のトラップの主)の下僕っぽい。見つからないように隠れた部屋はバス会社のバスで、その中に無数の他殺体を発見。物音を出してしまい、気付かれたサム君、外へ逃げ出す。

 

サム君を探す団長はツリーハウスを発見。そこで巡査の携帯と盗まれた荷物を目の当たりにする。下に降りたところでサム君と再会。おっさんに襲われて団長昇天。サム君は逃げる。

 

一方、森を彷徨う料理人のお姉ちゃん。おもむろに張られたテントを発見し、中に入ったところでトラップ発動してテントもろとも宙に吊るされる。カイに見つかり、アジトへ連れ去られる。

 

キャンプへ戻ってきたサム君。ブチ切れてる副団長と遭遇して馬乗りになられる。

そこへ車に乗ったおっさん参上。全員轢き殺そうと乗り廻す。少年たちが眠るテントに突撃して大惨事。メガネ君とサム君によりおっさんごと車を爆破。おわった?

 

森に逃げ込んだ副団長。トラップに引っかかり、倒木の下敷きに。後に助けに来たサム君が誤って更なるトラップを発動してしまう。顔面に倒木でとどめを刺される。

 

アジトに入り料理人のお姉ちゃんを助けようとするサム君。その際カイと対峙し、なんとかおっさんが死体を捨てている地下穴にカイを突き落とす。逃げようとするも、出口で焼けただれたおっさんと遭遇して捕まるサム&お姉ちゃん。

目を覚ますサム君。おっさんにいたぶられているお姉ちゃん。目を覚ましたサム君に、ナイフを渡し「お前が女をやれ。お前か女、生き残るのはどちらか1人だ。」と言うおっさん。徐々に狂気に目覚めていくサム君。ナイフを持ってお姉ちゃんに近寄る。

が、お姉ちゃんの渾身の蹴りで地下穴に落とされるサム君。

地下穴でカイと戦わされるサム君。おっさんに放り投げられたナイフを取りあい文字通り死闘。・・・そして決着がつく。

 

穴から上がってくる少年。それはカイの姿であった。

 

絶望するお姉ちゃん。なんとか縄を解いて逃げ出す。

森の中を逃げまどうと、車の灯りと音が・・・!しかし、近付くとそれはおっさん作の逃亡者をおびき寄せるための仕掛けだった。難なく捕まるお姉ちゃん。

おっさんによって瀕死にされる。そこへやってくるカイ。とどめを刺せとおっさんからナイフを渡される。

死にたくないと泣きながらお姉ちゃんは、カイの鬼面を剥ぐ。するとその姿はカイではなく、完全に狂気に目覚めたサム君だった。そして、サム君の手によってお姉ちゃんは・・・。

 

夜明けの森道。鬼面を被り、おっさんについて行くサム君。その手にはナイフが握りしめられている。で、幕引き。

 

 


感想

最初はいじめられっ子サム君が事件解決のキーになるのかな?

中盤からはカイ=サムの二重人格ネタ?

サム&カイの姿が同時に存在しているのをお姉ちゃんが見たシーンからは、やっぱりサム君奮闘で事件解決か?

が、しまいには殺人鬼に成り果てました(笑)

救われませんね。

軽くホラー映画観ようとレンタルしたのに、意外と重くて後を引く。ヨーロッパ発ホラーは横たわるテーマがどんよりしているものが多くて当たりというか、むしろハズレというか。

 

しかし、サム君が悪に染まっていく時間の経過は良いのですが、バックグラウンドが見えないため、あまり説得力がございません。(そのぼやけた感じが気味悪くて良いのかも知れぬが。)

そして、生き残っているはずのメガネ君。彼はその後どうなったのだろう。置き去り・・・。あと、もう1人のヤンキー。仲間消えたのにその後出てくることもなく。巡査も勤務中に行方くらましたらちょっとした事件よね。

おざなりな不透明な部分が多くてそこらへんが少し残念かな。

 

 

 

 


 

その他の特筆

性欲にかられるカイ少年。

おっさんは見た目ただのおっさん。だが爆発に耐える。

アトラクション張りの凝りまくったトラップ。

ゴーカートをひたすら乗り廻すという無害な非行。

巡査のメタボっぷり。

超絶メタボとバイクの大きさの対比。